梶山内科クリニック|京都市下京区西七条東御前田町の内科・糖尿病内科・循環器内科

MENU
ご連絡先はこちら Tel.075-326-8739

〒600-8898
京都市下京区西七条東御前田町20番地1
京都五条クリニックビル2階

  • HOME
  • 栄養相談室
栄養相談室

医療法人社団啓政会 梶山内科クリニックでは管理栄養士が皆さまの食事に関するご相談に応じております。どうぞお気軽にお越しくださいませ。

栄養相談日

 
午前 /
午後 / ☆○ / /

☆ 糖尿病教室 偶数月の第2金曜日午後2時から3時 参加無料(現在休止中です。)

食べる順番療法

糖尿病食では野菜をたくさん食べるのは一般的に知られています。その上で当院では、食品の食べる順番を重要視し、推進しています。

  • 野菜を先に食べるのが秘訣。
    生野菜でも温野菜でももずくなど海藻やしめじなどきのこ類でも効果があります。
    毎食お皿に一杯は食べるようにしましょう。
  • 早食いでは効果なし。ゆっくり食べること。
    炭水化物が一番食後血糖を上昇させるので、まず5分で野菜を食べて食物繊維を小腸に入れておくことが重要です。
  • ごはん、麺類、パンは一番最後に食べましょう。

野菜
5分

野菜5分
矢印矢印

おかず
5分

おかず5分
矢印矢印

ごはん・パン・麺類
5分

ごはん・パン・麺類5分

低GI食

低GIダイエットというのは、カナダのJenkins博士らが1981年に発表したもので、ブドウ糖を摂取した時の血糖上昇面積を100として各食品の上昇比率を数値化したものです。
すなわち、同じカロリーでも、食品には吸収がよく血糖値を上げやすいものと上げにくいものがあります。
糖尿病の方はできるだけ吸収がゆっくりで血糖値の上がりにくい食品を選ぶようにしましょう。

GI値の高いもの(吸収が早く血糖値が上がりやすい)
食パン95、うどん80、白米70、はちみつ90、バナナ63
(ブドウ糖は100)

GI値の低いもの(吸収が遅く血糖値が上がりにくい)
全粒粉パン35、玄米50、サツマイモ55、かぼちゃ53、りんご39

*単にカロリー制限だけでなく食後血糖が上がりにくい食品の組み合わせをすることが大切です。

GI値の異なる食べ物の時間経過による血糖値の変化グラフ

まとめ

  • 野菜やきのこ、海藻など食物繊維を多く含む食品を毎食必ず最初によくかんで食べましょう。
  • 食べる順番 野菜→おかず→ごはん
  • 食事はなるべくGI値の低い食品を選ぶようにしましょう

適切な食事摂取量で必要なインスリン量を少なくする

糖尿病のコントロールのためには食事に注意することが大切です。
今日からはじめられる糖尿病食のコツをあげてみましょう。

夕食を食べ過ぎないようにしましょう

(1)油の料理は1日に2品までにしましょう
(2)夕食後は何も食べないようにしましょう

毎食、野菜、海藻をたくさん食べる

(1)おひたしは片手一杯、生なら両手に山盛り一杯ぐらい
(2)そのうち半分は緑黄色野菜で

たんぱく質源は毎食1品+少量

(1)お肉は低脂肪、なるべく魚を食べましょう
(2)お豆腐や大豆を毎日食べましょう

早食いになりやすい食品を控える

麺類や丼は早食いになりやすいので頻度を減らしましょう