- HOME
- 肥満外来

肥満外来(メディカルダイエット・医療ダイエット)
- 肥満外来での使用薬剤について
- 肥満・ダイエット外来の受診方法
- 肥満・ダイエット外来の診療内容に
ついてのご説明。 - 当院でのメディカルダイエットが
受診可能な体格の目安 - 当院の肥満外来の診療の流れと費用について
- マンジャロの費用について
- マンジャロってどんな薬?
薬物療法について詳しくお伝えします。 - マンジャロの体重減少効果について
- マンジャロを使用できない方・
注意が必要な方 - 自由診療の注意点
当院では「肥満外来(メディカルダイエット・医療ダイエット)」を行っております。
当院では、生活習慣病とメタボリック症候群予防を目的として肥満外来(メディカルダイエット・医療ダイエット)を行っております。肥満症を治療して体重を減らすことは、生活習慣病を予防して健康的な生活を維持していくことに繋がります。しかしながら、これまでの保険診療に限定した治療では体重の減量効果が不十分であることが多くありました。
そうした経緯から、肥満症治療に更に力を入れていくことで皆様の健康状態をより良くしていきたいという思いで、令和7年7月22日から肥満外来の自由診療(自費診療)を開始しております。
「健康診断で体重を減らすように言われたけど、なかなか痩せられない」
「血圧やコレステロール、血糖値などが高めで、体重を減らしたい気持ちはあるけどうまくいかない」
「若いころから肥満症があり、自分で努力してもダイエットに成功したことがない」
こういった悩みをお持ちの方へ、無理なく体重を減らせるサポートができればという思いです。
※やせ型の方への薬剤使用は当院では行っておりませんので、体格の基準に該当しない方は開始できません。
※肥満外来(メディカルダイエット・医療ダイエット)は自由診療で保険適応外のため、診察・検査・薬剤の処方全てが自費となります。また、法律で混合診療が禁止されているため、通常の保険診療と同じ日に行うことはできません。
※採血結果次第では保険診療になる場合もございます。
※すでに糖尿病と診断されている場合には保険診療となる可能性があります。他院で糖尿病治療中の方は、事前にお申し出ください。
肥満・ダイエット外来での使用薬剤について
マンジャロ(週1回タイプの自己注射薬です。GIP/GLP-1受容体作動薬)を用いて減量治療を行っていきます。
肥満・ダイエット外来の受診方法
予約制です。電話・ネット受付の空枠からご予約ください。
予約無しで受診されますと長時間の待ち時間や混雑状況によっては受診されても診察できないことが発生する可能性があります。
※ご予約は電話・ネット受付の「肥満・ダイエット外来枠」からお願いいたします。診療内容につきましては、この記事内で詳しく説明しております。
肥満・ダイエット外来の診療内容についてのご説明。
まずは食事・運動習慣についての聞き取りを行います。
生活習慣につきお話を丁寧に伺い、痩せやすくなる食事や運動のコツにつき、無理のない範囲でご提案いたします。体に大きな負担がかかるような極端な減量は、栄養不足による健康障害が起こったり、筋肉量が低下して基礎代謝が落ちることでリバウンドを招いたりしますのでお勧めしません。食事療法を基本とした上で、GLP-1注射によるメディカルダイエットを進めていきます。
当院でのメディカルダイエットが受診可能な体格の目安
当院でマンジャロ注射による肥満症治療が開始できる体格の目安です。
体格の目安としては、【BMI 25以上】の方が適応となります。
やせ型の方への薬剤使用は当院では行っておりませんので、体格の基準に該当しない方は開始できません。
BMI 25の目安となる体格は以下のようになります。
身長 | BMI 25の体重 |
---|---|
145cm | 52.5kg |
150cm | 56.2kg |
155cm | 60.0kg |
160cm | 64.0kg |
165cm | 68.0kg |
170cm | 72.2kg |
175cm | 76.5kg |
180cm | 81.0kg |
※美容・痩身目的の薬剤使用は当院では行っておりませんので、体格の基準に該当しない方は開始できません。
※BMIとは、ボディ・マス・インデックスの略で、体格を表す指数です。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) で計算されます。
当院の肥満外来の診療の流れと費用について
診察料・採血代は現金での支払お願いします。マンジャロに関しましてはカード支払い可能です。
初回の受診時
身体測定・生活習慣の聞き取りを行います。
自由診療の説明書と同意書をお渡しします。
初回の費用は「初診料:2,200円+薬剤料」になります。初回のマンジャロの用量は2.5mg (開始用量)で、原則として2週間分(2本)処方します。
マンジャロ注射の打ち方について指導を行います。
※健康診断や他院の採血などで、6か月以内の血液検査の結果をお持ちの方はご持参ください。
※採血を行うと結果次第で保険診療でマンジャロが使用できる場合があります。希望される場合採血料として3,300円いただきます。
※すでに他院でマンジャロを開始されている場合では初回からマンジャロ5.0㎎以上の処方ができることがあります。(7.5㎎以上は取り寄せです)
2回目以降の受診
2回目以降の費用は「薬剤料:以下に記載のみ(薬剤の処方がなければ再診料をいただきます)」です。
治療効果を確認しながら、マンジャロの処方を継続していきます。
体重減少の効果や、胃腸の状態を確認しながら5mg (維持用量)への増量を検討します。
2回目以降の診療では、4週間以上(8週間分まで)の処方が可能です。
健康状態の確認のため、血液検査をさせていただく場合があります。
人間ドックや健康診断の結果がある場合は省略できることもあります。
マンジャロの費用について
当院の薬剤費用は以下のとおりです。お安くして継続していただきやすいようにしております。
すべて保険外で自費でのお支払いになりますのでご了承ください。
金額はすべて税込みです。
診察料・採血代は現金での支払お願いします。マンジャロに関しましてはカード支払い可能です。
薬剤の費用
マンジャロ 2.5mg | 1本:1週分 4,950円 (2週分:9,900円、4週分:19,800円) |
---|---|
マンジャロ 5.0mg | 1本:1週分 9,500円 (2週分:19,000円、4週分:38,000円) |
初診料 | 2,200円 |
---|---|
再診料 | 1,100円(マンジャロの処方がある際には無料) |
採血料 | 3,300円 |
マンジャロってどんな薬?薬物療法について詳しくお伝えします。

「マンジャロ」について
もともとは2型糖尿病の薬で「GIP/GLP-1受容体作動薬」という新しいタイプの薬です。
週1回の注射薬になります。GLP-1もGIPも腸管ホルモンの一種で、食事を摂取することで分泌され、膵臓からインスリン分泌を促すことで血糖値を改善させる役割をもっています。GLP-1は満腹中枢に作用して食欲を抑えたり、胃腸の動きを抑えたりすることで、食事の量を減らす効果があります。GIPはインスリン分泌だけではなく、グルカゴンというホルモンも分泌させる特徴があります。グルカゴンは肝臓や脂肪細胞で、脂肪の分解を促進したり、食欲を抑制したりする作用があります。
これらの効果によって、血糖値を改善させるだけでなく、食欲のコントロールそして体重減少の効果を併せ持つのがマンジャロの特徴です。初期は「2.5mg」で開始し、体重減少効果や胃腸症状の状態などを確認しながら「5mg」の維持用量に増量を検討していきます。
マンジャロは「チルゼパチド」という有効成分を含んだ薬剤で、令和6年12月に 「ゼップバウンド」という名前で肥満症治療薬として厚労省より製造販売が承認されました。日本人の体重管理に対する有効性・安全性が、国より認められたと考えられます。
「注射が怖い」という方も少なくありませんが、マンジャロは非常に細い針を使用しており、痛みはほとんど感じません。
マンジャロは薬剤なので、副作用が出ることもあります。
※代表的な副作用
- 胃腸障害(胃もたれ・吐き気・便秘や下痢など)
- だるさ
- 気分の落ち込み
- まれに低血糖、膵炎、胆石、アレルギー反応など
などが挙げられます。特に多くみられるのは胃腸障害ですが、一般的に2-3週間で徐々に改善されていく場合が多いです。
こういった体調不良が生じた場合は、当院までご連絡下さい。
マンジャロの体重減少効果について
日本での臨床試験(マンジャロを52週間使用した変化量)の結果では
マンジャロ10mg | マイナス8.5kg |
マンジャロ15mg | マイナス10.7kg |
となっており、かなりの体重減少効果が見込めます。
これまでのGLP1注射と比較しましても体重減少が大きいと考えられる結果です。
開始するときに用いる量のマンジャロ2.5mgの使用でも、個人差はかなりありますが、この結果以上に相当体重が減る方もいらっしゃいます。
もともとのBMIが高い方ほど体重は落ちやすいです。
マンジャロを使用できない方・注意が必要な方
- 妊娠の可能性がある・妊娠中・授乳中の方
- 抗凝固薬のワーファリンを内服中の方
- ピルを内服中の方(併用禁止ではありませんが、ピルの効果が弱まる可能性があります)
- 重度の胃腸障害のある方
- 中等度以上の腎機能障害や肝機能障害のある方
- 膵炎などの膵臓病の既往がある方
- 未成年(18歳未満)の方
- 75歳以上の方
※他院で糖尿病治療中の方は、事前にお申し出ください。
自由診療の注意点
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
マンジャロ注射薬は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。海外輸入はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
マンジャロは美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない可能性がありますが、同一成分の注射製剤のゼップバウンドが厚生労働省より肥満症治療薬として承認されています。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
マンジャロの流通について
マンジャロの流通が不安定となることがあります。その際は2型糖尿病がある方への使用を優先し、当院の自由診療でのマンジャロの使用を制限する可能性があります。