2026/09/11
マンジャロ治療中にお酒は飲んでもいい?カロリーや飲酒時の注意点を解説
マンジャロを使用している方から、
「マンジャロを打っている間はお酒を飲んではいけない?」
「ビールやハイボールなら大丈夫?」
「糖質ゼロのお酒なら太らない?」
といった質問をいただくことがあります。
マンジャロ(チルゼパチド)を使用しているからといって、飲酒が一律に禁止されているわけではありません。
ただし、減量中はお酒の量・カロリー・飲み方に注意する必要があります。
お酒は意外とカロリーがあります
まず知っておきたいのが、アルコールそのものにカロリーがあるということです。
アルコールは1gあたり約7kcalあります。脂質の9kcal/gよりは少ないものの、炭水化物やタンパク質の約4kcal/gより高いエネルギー量です。
厚生労働省では純アルコール量を、
飲酒量(ml)×アルコール度数×0.8
で計算しています。例えば5%のビール500mlなら純アルコールは約20gです。
20gのアルコールだけで、
20g × 7kcal = 約140kcal
あります。
さらにビールや日本酒、チューハイなどには糖質などのカロリーも加わります。
お酒のカロリーはどのくらい?
商品によって異なりますが、おおよその目安は次の通りです。
| お酒 | 一般的な量 | カロリーの目安 |
|---|---|---|
| ビール | 350ml | 約140kcal |
| ビール | 500ml | 約200kcal |
| 日本酒 | 1合・180ml | 約190kcal |
| ワイン | 1杯・120ml | 約90kcal |
| ウイスキー | ダブル・60ml | 約140kcal |
| ハイボール | ウイスキー60ml+炭酸水 | 約140kcal前後 |
| 焼酎 | 25%・90ml | 約120~130kcal |
| 缶チューハイ | 350ml | 約100~250kcal以上 |
特に缶チューハイやカクテルは、アルコール度数と砂糖の量によってカロリー差が非常に大きいため、商品表示を確認することをおすすめします。
「糖質ゼロ」でもカロリーゼロではありません
ここはよく誤解されます。
例えば、
ハイボール
焼酎
糖質ゼロの缶チューハイ
は糖質が少ない場合があります。
しかし、アルコール自体が1g約7kcalあるため、糖質ゼロ=カロリーゼロではありません。
例えば9%の缶チューハイ350mlなら、
350ml × 9% × 0.8
=純アルコール約25g
になります。
アルコールだけでも、
約25g × 7kcal ≒175kcal
あります。
つまり糖質がほぼゼロでも、アルコール度数が高いお酒を何本も飲めば、減量中には無視できないカロリーになります。
ビール500mlを毎日飲むと?
例えばビール500mlを1日1本、約200kcalとして計算すると、
200kcal × 30日=約6,000kcal/月
になります。
マンジャロで食事量が減っていても、お酒とおつまみでカロリーを取っていると、体重減少が停滞する原因になることがあります。
減量中なら何を選べばいい?
体重管理だけを考えると、
量を減らすことが最も重要です。
種類を選ぶなら、甘いカクテルや砂糖の多いチューハイより、
少量のワイン、ハイボール、焼酎の水割り・炭酸割り
などの方が糖質を抑えやすくなります。
ただし、先ほど説明したように、ハイボールや焼酎でも量が多ければアルコール由来のカロリーは増えます。
「糖質ゼロだから何杯飲んでも大丈夫」ということではありません。
マンジャロ使用中の飲酒で注意すること
マンジャロでは、過度のアルコール摂取は低血糖を起こす可能性がある状態として注意されています。
またマンジャロ使用中に、
吐き気、嘔吐、下痢、食欲低下
がある状態で大量に飲酒すると、水分や食事の摂取量がさらに減り、脱水につながる可能性があります。
注射した当日だから必ず禁酒しなければならないという決まりはありませんが、吐き気や食欲不振が強い日は飲酒を控える方がよいでしょう。
飲む場合のポイント
純アルコール量を把握して飲酒量を少なくすることが重要とされています。また、あらかじめ量を決める、食事を取りながら飲む、水をはさむ、飲まない日を設けることなどが推奨されています。
マンジャロ治療中なら、
飲む量を最初に決める
空腹で大量に飲まない
お酒と一緒に水を飲む
高カロリーのおつまみを増やさない
毎日飲まず休肝日を作る
ことを意識するとよいでしょう。
まとめ
マンジャロ使用中でも飲酒が一律に禁止されているわけではありません。
ただし、アルコールは1g約7kcalあり、
ビール500ml:約200kcal
日本酒1合:約190kcal
ワイン1杯:約90kcal
ハイボール(ウイスキー60ml使用):約140kcal
程度が目安になります。
特に覚えておきたいのは、
「糖質ゼロ=カロリーゼロではない」
ということです。
減量を目的としてマンジャロを使用している場合には、種類を選ぶだけでなく、飲酒量そのものを減らすことが最も重要です。
また、低血糖を起こしやすい糖尿病治療薬を併用している方や、吐き気・下痢・食欲不振がある方は特に注意し、飲酒について不安がある場合は医師へ相談してください。
京都でマンジャロ治療をご検討の方へ
梶山内科クリニックでは、マンジャロによる治療だけでなく、食事・運動・飲酒を含めた生活習慣についてもご相談いただけます。