梶山内科クリニック|京都市下京区西七条東御前田町の内科・糖尿病内科・循環器内科

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マンジャロ使用中の旅行・持ち運び・保管方法|飛行機・夏場・海外旅行の注意点

マンジャロ使用中の旅行・持ち運び・保管方法

マンジャロを使用している方から、

「旅行に持って行っても大丈夫?」
「冷蔵庫がないホテルではどうしたらいい?」
「飛行機の荷物に入れてもいい?」
「海外旅行で時差がある場合は?」

といった質問をいただくことがあります。

マンジャロ(チルゼパチド)は旅行や出張にも持って行くことができますが、高温・凍結・光を避けることが重要です。

基本は2~8℃で冷蔵保存

マンジャロの通常の保管方法は、

2~8℃で遮光して冷蔵保存

です。

凍結した製品は使用できません。マンジャロはペプチド製剤のため、凍結すると薬剤が変性して効果が低下したり、注入器が正常に作動しなくなったりする可能性があります。

自宅では、冷凍室や冷気の吹き出し口のすぐ近くを避けて保管してください。

冷蔵庫がない旅行では「30℃以下・7日以内」

旅行中に必ず冷蔵保存しなければならないわけではありません。

処方されたマンジャロは、30℃を超えない場所で、外箱から出さず遮光して保存すれば21日以内は室温保存できますと添付文章に書いてありますが

出来れば1週間以内にしておくほうが良いと考えています。

例えば2~3日の国内旅行で、室内温度が30℃を超えないのであれば、必ずしも保冷剤を使う必要はありません。

ただし、

真夏の自動車内
直射日光の当たる場所
窓際
暖房器具の近く

などは30℃を大きく超えることがあるため避けてください。高温や光にさらされると薬剤が変性し、効果が低下する可能性があります。

夏場は保冷バッグを使った方がいい?

外気温が30℃を超える夏場や長時間の移動では、保冷バッグや保冷剤を利用する方法があります。

ただし重要なのが、

「冷やせば冷やすほどよいわけではない」

ということです。

保冷剤のすぐ近くでは温度が0℃以下になる可能性があります。マンジャロが凍結すると使用できないため、保冷剤に直接密着させるのではなく、タオルなどを間に入れるなどして凍結を避けることが大切です。

なお、メーカーとして特定の保冷バッグや持ち運び方法を指定しているわけではなく、保存条件の範囲内で管理することが基本となります。

ホテルではどう保管する?

長期旅行でホテルの冷蔵庫を使用できる場合は、2~8℃・遮光保存が基本です。

ただし、ホテルの小型冷蔵庫では、

冷却部分の近くが非常に冷たくなる

ことがあります。

冷却板や冷気の吹き出し口へ直接触れさせると凍結する可能性があるため注意してください。

短期間であれば、室温が30℃以下に保たれているなら、外箱のまま遮光して室内で保管する方法もあります。

飛行機では預ける?機内に持ち込む?

マンジャロのような自己注射剤は、通常は機内持ち込み手荷物として持ち込むことができます。

一方、預け入れ荷物や貨物室では温度管理ができず、凍結する可能性があります。

そのため、マンジャロは機内持ち込みで自分で温度管理する方が安心です。

航空会社によってルールが異なるため、特に海外旅行では事前に航空会社へ確認してください。

海外では入国時に薬剤について説明を求められることもあるため、必要に応じて処方内容が分かる書類や薬剤の外箱を一緒に持参しておくと安心です。

海外旅行で時差がある場合は?

マンジャロは毎週同じ曜日に週1回投与しますが、同じ時刻に打つ必要はありません。

例えば日本では日曜の朝に注射していて、海外では時差によって夜になっていても、現地の日曜日であれば時間帯を厳密に合わせる必要はありません。 食事時間とも関係なく投与できます。

旅行の都合で投与する曜日そのものを変更したい場合には、前回の投与から72時間以上あける必要があります。

→ 「マンジャロを打ち忘れたら?注射日の変更方法」

30℃を超えてしまった・凍ったかもしれない場合は?

「夏の車内に置いてしまった」
「保冷剤に直接触れて凍ったかもしれない」

という場合は、自己判断で使用しない方が安全です。

特に凍結したマンジャロは使用しないことが電子添文で明確に定められています。

30℃を超えた可能性がある場合や、どのくらいの時間高温にさらされたか分からない場合は、医療機関や薬剤師へ相談してください。

旅行時のポイントまとめ

旅行中は、

基本は2~8℃で冷蔵保存
室温なら30℃以下・遮光・21日以内
真夏の車内や直射日光を避ける
保冷剤で凍結させない
飛行機では機内持ち込みを検討する
投与時刻は多少変わっても問題ない
曜日変更は前回投与から72時間以上あける

ことを覚えておくとよいでしょう。

マンジャロは比較的旅行にも持ち運びやすい薬剤ですが、高温と凍結の両方を避けることが最も重要です。


京都でマンジャロ治療をご検討の方へ

梶山内科クリニックでは、旅行や出張時のマンジャロの保管方法、注射日の変更についても診察時にご相談いただけます。

→ マンジャロ・肥満外来の詳細を見る

→ マンジャロを打ち忘れたら?注射日の変更方法