2026/09/11
糖尿病の初診ではどんな検査をする?
健康診断で血糖値やHbA1cが高いと言われ、
「糖尿病内科を初めて受診すると、どんな検査をするの?」
と不安に思う方もいると思います。
糖尿病の初診では、血糖値やHbA1cだけでなく、糖尿病の状態や合併症の有無、今後の治療方針を考えるための検査を行います。
ただし、すべての方にすべての検査を行うわけではなく、健康診断の結果や症状などに応じて必要な検査を選択します。
① 血糖値・HbA1c
まず重要なのが、
血糖値とHbA1c
です。
血糖値は採血した時点の血糖の状態、HbA1cは過去1~2か月程度の平均的な血糖状態を反映します。
例えば、
-
空腹時血糖126mg/dL以上
-
HbA1c 6.5%以上
は「糖尿病型」に該当します。
ただし、1回のHbA1cだけで糖尿病と確定するわけではなく、血糖値や再検査などを合わせて診断します。
梶山内科クリニックでは、血糖値・HbA1cを院内で測定し、結果を診療に活用しています。
② 尿検査
尿検査では、
尿糖・尿蛋白・尿中アルブミン
などを確認します。
特に尿中アルブミンは、糖尿病による腎臓への影響を早い段階で見つけるために重要な検査です。
糖尿病性腎症は自覚症状がないまま進行することがあるため、血液検査だけでなく尿検査も重要です。
③ 腎臓・肝臓・コレステロールなどの血液検査
必要に応じて、
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クレアチニン・eGFRなどの腎機能
-
AST・ALTなどの肝機能
-
LDLコレステロール
-
HDLコレステロール
-
中性脂肪
なども調べます。
糖尿病では血糖値だけでなく、腎臓の状態や高血圧・脂質異常症なども一緒に管理することが大切です。
④ 血圧・体重なども確認します
診察では、
体重・BMI・血圧
なども確認します。
糖尿病は、高血圧や肥満、脂質異常症などを一緒に認めることも多いため、血糖値だけを見て治療を決めるわけではありません。
これまでの体重の変化や、糖尿病の家族歴、普段の食事・運動、飲酒、喫煙などについても確認します。
⑤ 必要に応じて追加する検査
患者さんの状態によっては、さらに検査を行います。
例えば、
75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)
糖尿病か境界型か判断しにくい場合や、食後高血糖が疑われる場合などに行います。
インスリン・Cペプチド検査
自分の膵臓からどの程度インスリンが分泌されているかを調べるために行うことがあります。
また、糖尿病と診断された場合には、状態に応じて眼底検査、神経障害の確認、心電図、ABIなど動脈硬化の検査を行ったり、眼科などへ紹介したりします。
血糖値がかなり高い場合は?
血糖値が非常に高く、
-
強いのどの渇き
-
尿が非常に多い
-
急激な体重減少
-
強い倦怠感
-
吐き気・嘔吐
などがある場合には、通常の検査に加えてケトン体や電解質などを調べ、緊急性がないか確認することがあります。
糖尿病は「HbA1cの数字だけを見る病気」ではありません。
初診時に持って行くものは?
健康診断や人間ドックで異常を指摘された方は、できれば
・今回の健康診断結果
・過去の健康診断結果
・お薬手帳
をご持参ください。
特に過去数年間のHbA1c・血糖値・体重の推移が分かると、診断や治療方針を考えるうえで参考になります。
京都市で糖尿病の初診を検討されている方へ
梶山内科クリニックでは、糖尿病専門医による糖尿病診療を行っています。
健康診断で初めて、
「血糖値が高い」
「HbA1cが高い」
「糖尿病の疑いがある」
と言われた段階でもご相談いただけます。
血糖値・HbA1cだけではなく、腎機能、脂質、血圧、体重なども確認し、一人ひとりの状態に合わせて治療方針を考えます。
健康診断・人間ドックの結果をお持ちの方は、受診時にご持参ください。
糖尿病について詳しく知りたい方へ
当院の糖尿病診療・検査・治療については、糖尿病内科のページをご覧ください。