2026/08/09
BMI30・33・35の違いとは?肥満度と治療の考え方を解説
当院ではBMI 33以上の方に向けた サポートプランをご用意しております。詳しくはこちらをご覧ください。
BMI30、BMI33、BMI35。
数字としては数ポイントしか違わないため、
「BMI33と35で何が違うの?」
「BMI35になるまで治療しなくてもいい?」
「BMI30でも肥満外来に行っていい?」
と疑問に思われる方もいるでしょう。
結論からいうと、BMI30・33・35では肥満度の分類が異なる場合がありますが、肥満治療の必要性はBMIだけで決まるものではありません。
BMI30・33・35の分類
日本の肥満度分類では、
BMI25以上30未満:肥満(1度)
BMI30以上35未満:肥満(2度)
BMI35以上40未満:肥満(3度)
BMI40以上:肥満(4度)
となります。
BMI35以上は「高度肥満」に分類されます。
したがって、
BMI30 → 肥満(2度)
BMI33 → 肥満(2度)
BMI35 → 肥満(3度・高度肥満)
という違いがあります。
身長170cmなら何kg違う?
身長170cmの場合、
BMI30:約86.7kg
BMI33:約95.4kg
BMI35:約101.2kg
となります。
BMI30とBMI35では約14.5kgの違いがあります。
BMI35未満なら健康上問題ない?
そうではありません。
重要なのは「肥満」と「肥満症」の違いです。
BMI25以上であっても、高血圧、脂質異常症、耐糖能障害、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群など、肥満に関連する健康障害がある場合には「肥満症」と診断され、医学的な減量治療の対象となることがあります。
つまり、
BMIが高い=必ず病気
でもなければ、
BMI35未満=治療不要
でもありません。
BMI33は治療を考える一つのタイミング
BMI33は医学的な独立した分類ではありません。
しかし、BMI30を超えて体重が増えてきた方では、血圧、血糖、脂質、肝機能、睡眠時無呼吸などについて一度評価しておくことには意味があります。
特に、
・健康診断で異常を指摘されるようになった
・階段で息切れする
・膝や腰が痛くなってきた
・いびきや睡眠時無呼吸がある
・自力で何度も減量したが戻ってしまう
という場合には、肥満外来への相談を検討してもよいでしょう。
BMI35以上では「高度肥満」
BMI35以上は高度肥満に分類されます。
高度肥満症では、合併している健康障害などを考慮しながら、より積極的な医学的管理が必要になることがあります。
現在では食事療法、運動療法、行動療法に加えて、条件を満たす肥満症患者さんでは薬物療法が検討される場合もあります。
BMIだけを目標にしないことが大切
肥満治療では、
「BMIを25未満にしなければ意味がない」
というわけではありません。
体重を一定割合減らすだけでも、肥満に関連する健康障害の改善につながる可能性があります。
大切なのは短期間で無理に体重を落とすことではなく、健康状態を確認しながら継続可能な方法で減量することです。
当院ではBMI33以上の方を対象とした肥満外来を行っています。
BMI35になるまで待つ必要はありません。
体重増加や健康診断の異常が気になっている方は、一度ご相談ください。
当院ではBMI 33以上の方に向けた サポートプランをご用意しております。詳しくはこちらをご覧ください。