2026/08/09
肥満外来では何をする?初診から治療までの流れを解説
当院ではBMI 33以上の方に向けた サポートプランをご用意しております。詳しくはこちらをご覧ください。
「肥満外来に行ったら何をされるの?」
「食事を減らして運動してくださいと言われるだけ?」
「薬を希望したら処方してもらえる?」
初めて肥満外来を受診する方には、このような不安もあると思います。
肥満外来では単に体重を減らすだけではなく、肥満に関連する健康状態を確認し、その方に適した減量方法を考えていきます。
① これまでの体重変化を確認
まず、
・現在の体重
・BMI
・これまでの最高体重
・いつ頃から体重が増えたか
・過去のダイエット歴
・リバウンド歴
などを確認します。
「20代から少しずつ増えた」という方もいれば、「仕事が変わって10kg増えた」という方もいます。
体重が増えた背景を知ることが治療の第一歩です。
② 食生活を確認
次に普段の食事について確認します。
例えば、
・朝食を食べない
・夕食が遅い
・間食が多い
・甘い飲み物をよく飲む
・外食が多い
・アルコールをよく飲む
・夜にまとめて食べる
などです。
すべてを一度に変える必要はありません。
改善できそうなところから少しずつ変えていきます。
③ 運動・生活習慣を確認
仕事でほとんど座っている人と、毎日歩く仕事をしている人では必要なアドバイスも異なります。
睡眠時間や生活リズムなども重要です。
「毎日1時間運動してください」という現実的でない目標ではなく、続けられる方法を考えることが大切です。
④ 肥満に関連する病気を確認
肥満では、
高血圧
糖尿病・耐糖能障害
脂質異常症
脂肪肝
高尿酸血症
睡眠時無呼吸症候群
などを合併していることがあります。
必要に応じて血圧測定や血液検査などを行います。
⑤ 減量目標を決める
最初から標準体重を目指す必要はありません。
現在の健康状態や体重、生活習慣などを考えながら、現実的な目標を設定します。
「短期間でできるだけ痩せる」よりも、
減量した体重を維持できること
が重要です。
⑥ 必要に応じて薬物療法を検討
食事療法や運動療法だけでは十分な効果が得られない場合、患者さんの状態によって薬物療法が選択肢になることがあります。
ただし、
「希望すれば必ず薬を処方する」
というものではありません。
既往歴、現在使用している薬、健康状態などを確認し、医師が処方可能か判断します。
当院の肥満外来
当院ではBMI25以上の方を対象とした肥満外来を行っています。
定期的に体重や治療経過を確認しながら治療を進めます。
また、対象となる方には管理栄養士による栄養指導も行っています。
「何を食べたらいいか分からない」
「自分なりに食事を減らしているのに痩せない」
という方もご相談ください。
肥満治療は薬だけで完結するものではありません。
食事、運動、生活習慣、必要に応じた薬物療法を組み合わせながら、継続できる方法を考えていくことが重要です。
当院ではBMI 33以上の方に向けた サポートプランをご用意しております。詳しくはこちらをご覧ください。