2026/09/10
マンジャロを打ち忘れたら?注射日の変更方法・次回投与のタイミングを解説
マンジャロを使用している方から、
「昨日打つのを忘れました」
「2~3日遅れて気づいたけど今から打っていい?」
「旅行があるので注射する曜日を変えたい」
といった質問をいただくことがあります。
マンジャロ(チルゼパチド)は週1回、基本的に毎週同じ曜日に使用する注射薬です。
ただし、打ち忘れたからといって、必ずその週の注射をあきらめる必要があるわけではありません。
重要なのは、次回の予定日まで72時間以上あるかどうかです。日本の電子添文でも、この72時間を基準に対応することが定められています。
打ち忘れた場合は「次回まで72時間」がポイント
マンジャロを打ち忘れたことに気づいた場合は、次のように考えます。
次回の予定日まで72時間以上ある場合
気づいた時点で注射します。
その後は、もともと決めていた曜日に戻して注射します。
例えば毎週月曜日に注射している方が、火曜日や水曜日に打ち忘れに気づいた場合、次の月曜日まで十分な時間があるため、基本的には気づいた時点で投与できます。
次回の予定日まで72時間未満の場合
忘れた分は注射せず、次の予定日まで待ちます。
例えば次の投与予定日がすぐ近くまで来ている場合は、遅れて1回打って、その直後にまた次の1回を打つことは避けます。
2回分をまとめて打ってはいけません
「先週分を忘れたから、今週2本打てばいい?」
ということはありません。
患者向医薬品ガイドにも、2回分を一度に投与しないことが明記されています。
打ち忘れたからといって、自己判断で投与量を2倍にすることは避けてください。
注射する曜日を変更してもいい?
変更することは可能です。
ただし、マンジャロは基本的に週1回、同じ曜日に使用します。
旅行や仕事などの都合で曜日を変更したい場合には、前回の注射から少なくとも72時間以上あける必要があります。
例えば、
毎週月曜日
↓
今後は木曜日に変更したい
という場合、前回の月曜日の注射から木曜日まで72時間以上あいていれば変更できます。
その後は、新しく決めた木曜日を毎週の投与日にします。
旅行前だから1~2日早く打ってもいい?
曜日変更そのものは可能ですが、前回投与から72時間以上あいていることが条件です。
「飛行機に乗るから」「出張だから」という理由で、前回投与から十分な時間がたっていない状態で早めに注射することは避けてください。
旅行などで日程を変更したい場合は、事前に医師へ相談しておくと安心です。
打ったかどうか分からなくなった場合は?
「注射したか忘れてしまった」
という場合には、自己判断でもう1本注射することはおすすめできません。
また、注射中に液が漏れた、途中で針を抜いてしまったなど、どのくらい投与できたか分からない場合にも追加投与はしません。
日本イーライリリーも、投与量が確認できない場合には追加投与せず、次の予定日から通常どおり投与するよう案内しています。
迷った場合には医療機関へ確認してください。
打ち忘れを防ぐ方法
マンジャロは週1回なので、毎日服用する薬よりも忘れやすいことがあります。
おすすめは、
・毎週同じ曜日・同じ時間帯にする
・スマートフォンのカレンダーに毎週通知を設定する
・注射後にカレンダーへチェックを入れる
・家族と予定を共有する
などです。
例えば、
「毎週日曜の夕食後」
のように、普段の生活習慣とセットにすると忘れにくくなります。
何週間も空いてしまった場合は?
1回の打ち忘れではなく、
「1か月以上空いてしまった」
「しばらく治療を中断していた」
「以前は高い用量を使っていた」
という場合には、以前と同じ用量を自己判断でそのまま再開しない方がよい場合があります。
長期間空いた後に高用量を再開すると、吐き気・嘔吐などの胃腸症状が強く出る可能性があります。
そのため、長期間中断している場合には、再開する用量を含めて医師へ相談してください。
まとめ
マンジャロを打ち忘れた場合は、
次回予定日まで72時間以上ある
→ 気づいた時点で注射する
次回予定日まで72時間未満
→ 忘れた分は打たず、次回予定日に注射する
というのが基本です。
また、注射する曜日を変更する場合も、前回投与から72時間以上あける必要があります。
大切なのは、
・2回分をまとめて打たない
・自己判断で投与量を増やさない
・長期間空いた場合は医師へ相談する
ことです。
京都でマンジャロ治療をご検討の方へ
梶山内科クリニックでは、京都市下京区で対面・オンラインによる肥満・ダイエット外来を行っています。
マンジャロの使用方法、用量変更、副作用などについても診察時にご相談いただけます。