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マンジャロで体重が減りすぎたら?1か月の減量ペースと注意点を解説

マンジャロで体重が減りすぎたら?1か月の減量ペースと注意点を解説

マンジャロを使用している方から、

「1か月で5kg減ったけれど大丈夫?」
「もっと早く体重を落としてもいい?」
「月に何kgくらい減るのが理想?」

といった質問をいただくことがあります。

マンジャロ(チルゼパチド)では食欲が低下し、治療開始後に体重が比較的速く減る方もいます。

しかし、体重は早く減れば減るほどよいわけではありません。

1か月に何kgくらいが目安?

一般的な減量では、週0.5~1kg程度、1か月に換算すると約2~4kg程度が、安全で持続しやすい減量ペースの一つの目安とされています。NICEのチルゼパチド処方ガイドでも同様の範囲が示されています。

ただし、これは全員に当てはまる数字ではありません。

例えば、

開始体重 月2kg減 月4kg減
60kg 約3.3% 約6.7%
80kg 約2.5% 約5.0%
100kg 約2.0% 約4.0%

となります。

そのため、体重60kgの方と100kgの方で「月4kg」の意味は大きく違います。

開始体重が大きい方や治療開始直後では、1か月に4kg以上減ることもあります。一方、体重がそれほど多くない方では、月1~2kgでも十分な減量です。

月4kg以上減ったら危険?

月4kgを超えたら必ず危険、という基準ではありません。

治療開始直後は食事量や塩分摂取量が変わり、水分も減るため、最初の1か月だけ比較的大きく体重が落ちる場合があります。

ただし、

週1kg以上の減少が何週間も続く
毎月4~5kg以上の減量が続く
食事がほとんど取れない
筋力が明らかに低下している

といった場合には、一度医師に相談して減量ペースを確認した方がよいでしょう。

3か月でどれくらい減ればいい?

「3か月で10kg減らないと効いていない」ということもありません。

SURMOUNT-1の解析では、チルゼパチド治療開始12週時点で**5%以上体重が減っていた人は82%**でした。一方、12週で5%未満だった人も18%いました。

つまり、最初の1~3か月に急激に痩せることを目標にする必要はありません。

チルゼパチドの減量効果は数か月以上かけて続き、体重減少のスピードは徐々に緩やかになります。別の解析では、体重が安定してくる時期の中央値はBMIによって約24~36週でした。

急激に減量すると筋肉も減る

体重計で5kg減っても、5kgすべてが脂肪とは限りません。

SURMOUNT-1の体組成解析では、チルゼパチドによって減った体重のうち、平均すると約75%が脂肪量、約25%が除脂肪量でした。

そのため、食事量を極端に減らして短期間で体重を落とすより、

脂肪を減らしながら筋肉をできるだけ維持すること

が重要です。

タンパク質を確保し、スクワットなどの筋力トレーニングを取り入れることをおすすめします。

→ 「マンジャロ使用中の食事のコツ」
→ 「マンジャロ使用中の筋トレ・運動のコツ」

まとめ

マンジャロ使用中の減量は、一般的には

週0.5~1kg程度
=月2~4kg程度

が一つの目安になります。ただし、開始体重や年齢、BMI、治療開始直後かどうかによって適切なペースは異なります。

大切なのは、1か月に何kg落とすかを競うことではなく、体脂肪を減らしながら筋肉と栄養状態を維持することです。

体重が急速に減り続けている場合や、食事が十分取れない場合には、自己判断でさらに増量せず医師へ相談してください。


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梶山内科クリニックでは、体重の減り方、食事量、副作用などを確認しながら対面・オンライン診療を行っています。

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